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高齢者の方・ご家族の方向けコラム

介護施設を選ぶポイントは?日時の約束しないで行ったときの対応

介護施設の虐待や事件のニュースも近年増えています。
親や身内を施設に託す家族の立場としては、入所させた後に後悔はしたくないものです。
今回の記事では介護施設を選ぶポイントとして、日時の約束をしないで行ったときの対応でのポイントをご紹介します。

いきなり見学を求めずに、職員の対応を見る

施設見学というと、普通は事前に電話して日時の約束をしてから行くのが普通の流れです。

でも今回は日時の約束をしないで行くという設定なので、行っていきなり「見学させてください」と介護施設側に申し入れるのは無しにしておきます。

では日時の約束をしないで介護施設に行く意味は何でしょう?

職員のあいさつや、急に行った来客者に対して職員はどんな対応をするのかを見るのです。

このとき、介護士だけでなく目に入る職員全体を見るようにすると、その施設全体の第一印象を直感することができます。

日時の約束なしで行き、見学の予約を取る

介護施設のリストやホームページなどで、気になる介護施設を見つけたら日時の約束をせずに行ってみましょう。
(距離など行ける範囲もあると思うので、ご無理のない程度にしておきましょう。)

いきなり行き、玄関を入った後すぐに職員のあいさつがある介護施設は第一印象OKです。
「今度施設を見学したいんですけど」と伝えてみましょう。

いきなり行ったので担当者が不在かもしれません。
(ちなみに介護士は介護現場を抱えているので、介護士がいきなり見学を対応するということはあまりしないものです。)

担当者がいなくても、その場の対応をした職員が「改めて担当者からご連絡差し上げますので、お名前と連絡のつく電話番号を教えていただけますか?」
程度の対応ができれば、この介護施設は見学するだけの価値があります。

職員教育がされているのはもちろんですが、介護施設以前に人としての接遇ができているから、ご利用者様に対しての態度、接遇にも期待ができます。

見学の予約は考え直した方がよい介護施設

反対に、玄関を入った後しばらくたっても職員のあいさつが無い、職員の誰かが御用聞きにきたけど、
「わかる職員がいないもんで、また今度にしてもらえます?」と愛想もなく返答されるような介護施設はNGです。

職員の来客者に対する気持ちにありがたみも何もないので、ご利用者様への態度、接遇に期待がもてません。
そのような介護施設は仮に外観がきれいであっても、施設見学の予約はしないで考え直した方がよいかもしれません。

まとめ

いかがでしたか?

日時の約束をしないで行ったときの職員の対応でも介護施設には差がでます。
今回の記事が、介護施設選びで悩んだり迷われているご家族様のご参考になれば幸いです。

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