高齢者の方・ご家族の方向けコラム
ケアマネージャーを探すときは「居宅介護支援事業所」で探そう!
- 2016.07.24 @ 新着
- 高齢者の方・ご家族の方向けコラム
ある日突然やってくる自宅での介護。
何をどうしてよいかわからないけどケアマネージャーという言葉を知っていて「ケアマネージャーに相談すれば何とかなるかも」と思っているご家族様の方は相談するケアマネージャーをまちがえると、思いもよらぬ後悔(?)をするかもしれません。
今回の記事では、ケアマネージャーを探すときは「居宅介護支援事業所」で探そう!という内容をご紹介します。
ケアマネージャーが居そうな所
ケアマネージャーが居そうな所をざっとあげてみます。
有料老人ホーム、小規模多機能型サービス事業所、認知症高齢者グループホーム、療養型病院、老人保健施設、特別養護老人ホーム、地域包括支援センター、居宅介護支援事業所・・・
こうやって書き出してみると結構あるものだということに気がつきます。
なぜ「居宅介護支援事業所」のケアマネージャーで探すのか?
ケアマネージャーの仕事で共通しているのは「ケアプランを作ること」です。
(ここでは「ケアプラン」の詳細は省かせていただきます。)
しかし、ケアマネージャーがどの施設、事業所に配置されているかによって、その役割が変わります。上記に挙げたうち、入所型の施設、事業所に配置されているケアマネージャーはその中にいるご利用者様のケアプランしか作ることができません。
自宅での介護を考える場合(介護業界では居宅介護とか在宅介護という言葉が使われます)は、居宅介護支援事業所のケアマネージャーがケアプランを作ります。
家族の立場として気をつける点
ここでご家族様にケアマネージャー選びで気をつけていただきたい点をご紹介します。
有料老人ホームや小規模多機能サービス事業所のケアマネージャーに相談にいってしまうと、そこの有料老人ホームの入所を勧められたり、小規模多機能型サービスの契約を勧められることがあります。
「サービスの内容などなんだかよくわからなかったけど、そこのケアマネージャーが勧めてくれたから契約した」ら「自宅での介護サービスでなくて後悔した」ということにもなりかねないので、ぜひ注意してください。
自宅で介護を考えている、どうしてよいかわからないけど自宅で面倒みながら先々を考えたいご家族様は必ず居宅介護支援事業所のケアマネージャーで探すようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?自宅で介護する場合は居宅介護支援事業所のケアマネージャーで探すことと、誤って有料老人ホームや小規模多機能サービスのケアマネージャーに相談しに行かないことが大切です。
今回ご紹介した内容が、ご家族様のケアマネージャー探しの参考になれば幸いです。
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