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高齢者の方・ご家族の方向けコラム

高齢者は足から安全を確保しましょう。高齢者の靴の選び方について

高齢者は、何もない所でも転びやすく、転んだ結果骨折しその後寝たきりとなる可能性が高くなります。そのため、転倒しない生活を送ることが重要となります。

高齢者の安全確保のための靴の選び方について、ご紹介いたします。

介護シューズを使用すると安定する

今は、ホームセンターや薬局などの介護用品売り場で、介護用の靴が販売されています。介護シューズは、高齢者が自分で脱いだり履いたりしやすくなっており、また歩きやすい構造となっています。さらに、介護シューズにも種類が様々あり、チャック式のものやマジックテープ式のもの等、高齢者の身体症状によって選ぶことも可能となっています。

特に介護シューズは、滑りにくく歩きやすいことからも、転倒しにくくなっており通常の靴に比べ、介護もしやすくなっています。また、介護シューズは、高齢者自身で履ける構造となっているため、残存機能の維持増進にもつながり、自立心を向上させるためにも重要なものとなります。

ジャストサイズよりも少し大きめのもの

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高齢者は、足がむくみやすくジャストサイズの靴を購入すると、朝は履けても夜になると履けないことがあります。そのため、夜になるとかかとを踏み靴を履いてしまう事もあるため、できれば少し大きめのものを選ぶことをお勧めします。

しかし、大きすぎするとまた転倒の危険性も高くなるため、日中の足のむくんでいないときに履いてみて、人差し指が一本入る程度の大きさが適している大きさとなります。

冬はスパイク付のシューズ

冬季になると、外は凍り歩くと滑りやすくなります。
そのため、普通の靴では転倒しやすくなるため、できる限りスパイク付の靴を選ぶことをお勧めします。

また、スパイク付の靴を選ぶ際には、手でスパイクを出すタイプのものではなく、すでにスパイクが外に出ている物の方が使用しやすくなります。高齢者は力が弱く、自分でスパイクを出すことが難しいため、初めからスパイクが出ている物の方効果的となります。

まとめ

高齢者は、足腰が弱くなり何もない所でも転倒しやすくなります。そのため、履きやすく歩きやすく、さらに安全な靴を使用することで転倒するリスクを最低限抑えることが重要となります。

また、特に冬などは路面が滑りやすく、若年者でも転倒しやすい環境であり、高齢者はさらに転倒しやすい状況となります。そのため、冬季に使用する靴は、夏季より一層安全なものを使用することが重要となります。

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