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高齢者の方・ご家族の方向けコラム

失敗しない介護施設選び「事前に契約書を見せてもらえなければ断る」

介護施設の虐待や事件のニュースも近年増えています。
親や身内を施設に託す家族の立場としては、入所させた後に後悔はしたくないものですが、施設数が増えすぎて、何をどう選んでよいか非常に迷っているご家族も多いのではないでしょうか?
今回は、失敗しない介護施設選び「事前に契約書を見せてもらえなければ断る」をご紹介します。

契約書と重要事項説明書は事前に見せてもらうこと

介護施設を探している多くのご家族様は、身内の介護ができなくて困っているからだと思います。
必然的に「ある程度良さそうな介護施設にはやく入所させたい」という心境になるかと思います。

でも、絶対にひと呼吸おいた方がよい場面があります。
契約書と重要事項説明書に署名捺印をする前です。

介護施設の中には、契約書と重要事項説明書は入所当日に簡単な説明で済ませ、ご家族様も「あとはおまかせしますし、時間もないので名前を書くところと印を押すところを教えてください」と、書類の中身についてきちんと説明を受けなかったり、十分読まなかったりするご家族様もいるかと思いますが、後悔しないためにもひと呼吸おきましょう。

契約書と重要事項説明書は、署名捺印をする前の状態で入所予定日より前にもらい、できれば読んでおくようにしましょう。

契約書と重要事項説明書を事前に見せてくれなければ断る

もし「入所日前に契約書と重要事項説明書を見せてください」と伝えたけど、何か理由をつけて「当日でお願いします」という介護施設は、どんなに事前見学の印象が良くても断る勇気をもちましょう。

ご利用者様に何か事が起こった際に、情報を開示してもらえなかったり、説明をごまかされる可能性があります。

反対に「契約書と重要事項説明書を見せてください」と伝えて、「それならきちんと事前にご説明します」「ご納得いただいた上でご署名ご捺印ください」といった対応をしてくださった施設は、事前見学の印象が今ひとつでも、その施設を選んで後悔はしないかもしれません。

ユーザーが納得するまで署名捺印をせまらない介護施設は大丈夫

介護施設にとってユーザー(ご利用者様)はお客様です。
介護保険の仕組み上、ご利用してもらわないと介護施設は収入を得ることができません。
このようなご時世に「きちんと事前にご説明します」「ご納得いただいた上でご署名ご捺印ください」といった対応をしてくださった施設は立派です。

何か事が起きたときに、情報を開示してくれきちんと説明を果たしてくれる施設と言っても過言ではありません。
そんな時代に「きちんと事前にご説明します」「ご納得いただいた上でご署名ご捺印ください」という姿勢の介護施設は立派です。

まとめ

いかがでしたか?
介護施設選びにおいて、契約書と重要事項説明書は事前に見せてもらい、できれば説明を受けましょう。
またそのような対応をしてくれる介護施設を選ぶと入所後の後悔はしなくてもよさそうです。

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