HOME > すべての記事 > コミュニケーションのコツ > 口ベタさん大歓迎!?話が苦手な介護士は、認知症の方に安心感を与える

コミュニケーションのコツ

口ベタさん大歓迎!?話が苦手な介護士は、認知症の方に安心感を与える

介護士にとって、認知症のご利用者様との関わりも大切な仕事です。
しかし「僕(私)は口ベタで話すことが苦手だから認知症のご利用者様とうまく関わる自信がない」と思っている方は意外と多いのではないでしょうか?

そんな悩める介護士の方やこれから介護を始めようと思っているけどためらっている方向けに、今回は「口ベタさん大歓迎!?話が苦手な介護士は、認知症の方に安心感を与える」という内容をご紹介します。

認知症のご利用者様は、普通の言葉が理解しにくくなる

認知症が病気であることは、だいぶ世間にも知られてきました。
しかし認知症と一口に言っても、脳の中の状態など特徴や症状がこまかく分かれてきます。

認知症のご利用者様には記憶力の低下だけでなく、言葉が理解しにくくなる方もいらっしゃいます
こっちは普通にあいさつしたり話しかけても、認知症のご利用者様は「?」といった表情をうかべていることも少なくありません。

むやみに話しかけることが逆効果?

困った
そんな認知症のご利用者様にむやみにたくさん話しかけても、ご利用者様の方はますます「???」となっていきます。
そのうち認知症のご利用者様の表情がくもってきて怒りだす・・・なんてことに悪く発展することがあります。

口ベタ介護士は「笑顔」と「節度あるスキンシップ」を意識しよう

言葉が理解しにくくなっている認知症のご利用者様への関わりは、口ベタ介護士は活躍の場となります。

私達が普通に使っている言葉であっても、言葉が理解しにくくなっている認知症のご利用者様にとって、耳から入ってくる普通の言葉は雑音か外国語のように聞こえると言われるようになりました。

でも表情や肌のぬくもりは伝わると言われています。

「口ベタだからコミュニケーションに自信がない」介護士は、言葉が理解しにくくなっている認知症のご利用者様に対して常に笑顔で関わることを意識したり、ご利用者様の肌に触れることを意識することで、ご利用者様に安心していただけるようになります

口ベタでも自信をもって、認知症のご利用者様と関わってみましょう。

スキンシップの注意点

肌に触れる、スキンシップをはかると認知症のご利用者様は安心されることが多いのですが、胸や陰部などに触れることは絶対やめましょう!高齢者虐待になってしまいます。

一般常識のある方はわかると思いますが、肌に触れる、スキンシップをはかるのは手、腕、肩など一般的に問題のない場所で、かつご利用者様を傷つけない場所を選びましょう。

いかがでしたか?
今回ご紹介した内容が、口ベタな方が認知症のご利用者様に関わる上での自信につながったり、参考になれば幸いです。

掲載中の転職サイト一覧

コミュニケーションのコツ関連記事