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介護士コラム~体験談~

認知症グループホームは楽しい!買い物ついでにソフトクリーム

認知症高齢者グループホームは、大型施設とは違った、家庭的な環境ならではの楽しさがあります。
認知症であっても身体機能は維持できているご利用者様が多いのも特徴です。
今回は、介護士の体験談として買い物ついでにご利用者様とソフトクリームを食べてきた体験談をご紹介します。

大型施設にはない良い意味での自由さ

大型施設と認知症高齢者グループホームのような小規模な事業所、どちらが良い悪いは比較はできないものです。
それぞれ施設、事業所としての機能も違えば、社会的に求められる役割も違うからです。

ただ、認知症高齢者グループホームの良さの1つは、大型施設に比べるとご利用者様数が少人数なので、小回りが利き、生活支援における自由度が高いという点だと思います。

私が以前、介護士として働いていた認知症高齢者グループホームも小回りが利いていて、ご利用者様と散歩やドライブなども、日常生活の中で頻繁に行っていました。

買い物ついでにソフトクリームを食べてくる楽しみ

食材料の調達も、全部ではありませんが、ご利用者様を事業所車両に乗せてスーパーまで買い物に行っていました。

私が働いていたこの認知症高齢者グループホームは、買い物などの外出において「時間の許す限り、ゆっくりのんびり過ごす」という方向性があったため、買い物に行って時間が余ると、フードコートのような場所でご利用者様と一緒にソフトクリームを食べたりしていました。

ご利用者様分は、グループホーム全体の財布から立て替え、月1回のご利用料金の請求のときに、立て替え分を支払っていただくようにしていました。
介護士は自費にしていました。

「楽しいなー」と思ったのは、ご利用者様と外出先でのんびりゆっくりと座って過ごせるという点です。
(もちろん介護士は仕事として行っているので、ご利用者様の様子観察などはしっかりと行うようにはしていました。)

それまでは、大型施設の外出行事の忙しさと緊張感しか体験したことのない介護士としての私でしたが、認知症高齢者グループホームで働くようになって「ご利用者様とこんなにのんびりして、そしてそれが仕事でできるなんて!」と純粋に嬉しく楽しく感じました。

まとめ

いかがでしたか?
認知症高齢者グループホームにもよりますが、外出時にご利用者様とゆっくりのんびりできて、それが正々堂々と介護士としての仕事だ・・・と言いきれるのは、グループホームならではだと思います。

今回の記事が、認知症高齢者グループホームに興味・関心のある介護士の方の参考になれば幸いです。

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