介護士コラム~体験談~
認知症グループホームは楽しい!天気良ければプラっとドライブ
- 2017.09.14 @ 新着
- 介護士コラム~体験談~
認知症高齢者グループホームは、大型施設とは違った、家庭的な環境ならではの楽しさがあります。
認知症であっても身体機能は維持できているご利用者様が多いので、活動的な楽しみも介護士のアイデア次第で増えていきます。
今回は、介護士の体験談として天気が良いときにはご利用者様とよくドライブに出かけて楽しかった体験談をご紹介します。
普通の家庭でも・・・
私達の一般家庭では、その家族の価値観によってもライフスタイルは変わると思いますが、例えば「天気が良いから、洗濯をたくさんする」とか「天気が良いから、プラっと遠出してみる」といったような
家庭もあるかと思います。
私が介護士として働いていたグループホームも、まさにそんな感じでした。
天気の良し悪しで、その日の過ごし方を、その日出勤している介護士達で考えて変更することも有りのグループホームでした。
天気が良い春秋は、良くドライブに出かけた
最近の認知症高齢者グループホームは、ご利用者様の重度化に対応できるグループホームも増えましたが、それでもご利用者様の多くは、認知症の診断は受けていても身体機能が維持できているご利用者様が多いと思います。
グループホームの中で、活動的に過ごそうと思えば工夫もできるのですが、認知症のご利用者様には「季節感も大切である」という考えが、そのグループホームにはありました。
だから天気の良い春や秋は、時間があればグループホームの車両にご利用者様を乗せて、プラっとドライブに出かけることも良く行っていました。
(さすがに全員とはいかないので、グループホームに残るご利用者様と職員もいました。)
(ドライブのときには、ボランティアさんにも参加して手伝っていただくこともありました。)
グループホームの中では、表情が冴えないご利用者様も、ドライブ先の公園で車を降りて、花を見たり紅葉を見たりすると、自然と表情が柔らかく穏やかになるものですね。
ドライブにカメラは必ず持っていき、後から振り返ると、ご利用者様の良い表情がたくさん写っていることに気がつきます。
介護士にとっても良い思い出になる
こんな楽しい体験は、介護士だった私にとっても楽しい思い出になっています。
認知症のご利用者様の柔らかく穏やかな表情をいろいろ思い出します。
まとめ
いかがでしたか?
認知症のご利用者様との関わりは難しく感じることもありますが、介護士として楽しい体験を積むことも工夫次第でできます。
そして認知症のご利用者様との楽しい体験は、介護士自身が認知症に対する理解を深めることにもなると思っています。
認知症介護において、ぜひ参考にしていただければと思います。
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