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就職先としての介護施設

特別養護老人ホームで身に付く技術は一生使える

特別養護老人ホームは介護施設の中で最もベースとなる施設です
そこで働く介護福祉士の方はどのような役割をして働いているのでしょうか。また、求められる介護福祉士像とはどのようなものなのでしょうか。
特別養護老人ホームは閉鎖的なところもありますので、ここで紹介することを是非ご参考にしてください。

 

特別養護老人ホームで働けば怖いものなし?どこでも働く事ができます

特別養護老人ホームで働く介護福祉士の基本の仕事としては、三大介護と呼ばれる排泄介助、食事介助、入浴介助です。高齢者に対してそれらの介護を提供して快適な生活を送って頂きます。
また、近年特別養護老人ホームは要介護3以上が入所要件となっており、常時身体介護が必要な方が多いですので、労力としては他の施設よりも高いといえます。
排泄介助にしても食事介助にしても実施する数は他の施設の比になりません、最初に特別養護老人ホームを経験した介護福祉士は他の施設で働いても即戦力になるといわれています。
どこの施設にいっても怖いものはありません。

 

介護以外にもすることはたくさんある、事務的な作業も意外なほど多いです

特別養護老人ホームでは介護以外にもすることは非常に多く有ります。
介護福祉士だから介護だけしておけば良いのでは?と疑問に思う方も多いかと思いますが、実際は介護以外の事も大変多くしています
その一つはケアプランです。ケアプランはケアマネージャーが作るものだと言われていますが、施設では介護職員がベースのケアプランを作っていることが多いです。介護職員が作ったケアプランをケアマネージャーがチェックしています。
ケアプランは作る際にカンファレンス(会議のようなもの)に参加する必要もありますし、基本は半年に1度モニタリングをしないといけませんので手間は非常にかかります。

 

最後の生活の場をどう過ごしてもらうのか、快適に過ごしてもらえるかがポイント

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特別養護老人ホームに入所されている方は、ほぼ全ての人が残りの人生を施設で過ごすことになります。その為、最後の生活の場として認識しておかなればなりません。
最後の生活をどう送っていただくのか、どのようにして介護を行えばその方の生活が良くなるのか、考えていくことが大切です。
介護福祉士として求められるのは、高い介護力はもちろんですが、その方が良い生活を送れるような働きかけです。もちろん一人ではできないですので、介護職員でチームを組んで、他の専門職とチームを組んで包括的にその方の生活を整えていくスキルを求められます。

 

まとめ

特別養護老人ホームは資格を取得して最初に働く場所としては、最もおすすめの場所です。
介護技術に不安がある方、良い介護を提供したいと考える方は特別養護老人ホームが最適だと言えます。

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