就職先としての介護施設
医療とリハビリを勉強したいなら老人保健施設がおすすめ
- 2015.10.08 @ 新着
- 就職先としての介護施設
老人保健施設は、病院と自宅をつなげる役割りをする重要な施設です。老人保健施設で働く介護福祉士の方はどういった働きをしているのでしょうか。また、老人保健施設で働くことによってどのようなメリットがあるのでしょうか。
リハビリ目的で入ってくる人が多い、リハビリのニーズが高い職場です
老人保健施設の役割りとしては、病院から自宅に帰る際のワンクッションとなる役割りをしています。
入院が長ければそれだけ身体機能が落ちてしまいますので、退院後すぐに自宅に帰ってしまいますと自宅での生活を満足に送れないことが多々あります。
その為、病院で低下した身体機能をリハビリなどで改善していく役割りがあります。また、医療的なニーズが高い人は特別養護老人ホームでは対応ができませんので、老人保健施設が代わりに対応します。
介護福祉士がリハビリを行うこともある、日常生活を通してのリハビリを実施します
老人保健施設ではその役割りから、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護師などの医療職、リハビリ職が非常に多くいます。入所している人はそういった方からリハビリを受けますが、介護福祉士からもリハビリを受けます。
介護福祉士が行うリハビリとしては、日常生活動作を通して行うリハビリです。例えばトイレにいく、廊下を歩いて食堂にいく、お風呂に入るなどの行為を介護福祉士が少しだけ支援した状態で実施してもらうことが日常生活動作のリハビリになります。
その際には、リハビリ職から実施の注意点、実施の際のポイントなどを教えてもらいながら行いますので、自然とリハビリの知識が身につきます。
医療の知識が自然と入ってきます。医療関係で働きたいと考える人にはおすすめ
医療的なニーズが高い人も老人保健施設に入所しています。老人保健施設では常勤の医師や看護師が特別養護老人ホームよりも多く配置されていますので、それだけ対応もしやすいのです。
バルーン、酸素療法、胃瘻、など医療的な処置が必要な人が多く入所しています。介護福祉士もそういった方に対して介護をしていかないといけませんので、医療的な注意点、ポイントなどが自然と身につきます。
老人保健施設で働く介護福祉士は医療の知識が豊富と言われています。
まとめ
老人保健施設は特別養護老人ホームのように最後の住処ではありません、皆さん自宅に帰るという目的を持って対応しています。元気になっていく姿を見るのは援助者としては非常にやりがいの感じることになるでしょう。
また、医療知識が不足している、リハビリの知識をもっと勉強したいと思う方には老人保健施設は非常にオススメの施設となっています。
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