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就職先としての介護施設

グループホームに転職する際に気を付けたいポイント

介護の現場の中で、認知症の方が入居することができる、グループホームがあります。また、グループホームでは、在宅と同じような生活を送ることを掲げているところが多いです。

そのため、高齢者一人ひとりが自立した生活を送れるよう、できるところは自分で行うことができるようケアしていくことが重要となります。
このような、グループホームへの転職をする際に、介護職として気をつけたいポイントについて、ご紹介いたします。

介護度は年々上がり、医療知識が必要

以前は、グループホームに入居している高齢者は、認知症はあるが生活としては自立している人が多かったです。そのため、介護者は見守りや、軽度の介護のみで良かったのが現状です。

しかし、高齢化が進み、認知症高齢者が増え、行き場のない高齢者がグループホームに入居していることも少なくありません。
そのため、以前までは軽度認知症が多かったグループホームは、今では重度認知症の高齢者が多い状況となります。
また、複合的に病気を持っている高齢者も多く、介護士として医療的な知識も見につけることが重要となります。

夜勤介護士は何人か

グループホームは、入居している高齢者にとって、自宅と同じです。また、介護度が上がり介護を常時必要な高齢者が増えているため、24時間介護を必要とする高齢者が増えています。

しかし、国の制度としてグループホームの夜勤介護士は、高齢者の人数によっては一人のところも少なくありません。そのため、介護者一人で認知症高齢者を全て見なければならない状況となり、マンパワー不足の状況となります。グループホームで働く際には、夜勤介護士が何人体制なのか、きちんと確認することが重要となります。

連携している医療はどこか

高齢者の場合、複合的に病気を持っている人が多く、また認知症に伴い自ら体調の変化に気づかないことも少なくありません。
そのため、介護士は高齢者のちょっとした異変に気付き、早期対応をすることを求められます。

一方で、介護士は医療を提供することができないため、夜間や緊急時などに医療との連携が重要となります。
そのため、そのグループホームが医療との連携をどのようにしているのか、またいつでも受け入れ可能なのか党についても、確認しておくことが重要となります。

まとめ

以前とは違い、グループホームに入居している人は、重度認知症の方や複合的に疾患を抱えている方が増えています。
そのため、介護度は上がり、介護士の負担も増加しているのが現状です。

また、高齢者が安全で安心して生活を行うと同時に、介護者自身にとっても安全な施設であるかということを転職前に確認しておくことが重要です。
高齢者は、いつ何が起こるかわからないからこそ、提携病院の確認等きちんと行い、安心して転職することをお勧めします。

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