持っていると有利な介護系資格
介護事業所の管理職は資格取得で運営力が向上!管理職も介護福祉士を取ろう!
- 2016.08.05 @ 新着
- 持っていると有利な介護系資格
介護事業所、介護施設が増えれば、運営をまかされる管理職の絶対数も必要な時代。
昨今の介護系求人を見ていると、もちろんいちばん多いのは介護職の募集ですが、管理職候補の募集もずいぶんと増えてきました。
介護系求人サイトなどの多くは、検索チェック項目に“管理職”等が項目として掲載されています。それくらい介護事業所、介護施設の運営・経営を担う福祉系管理職も多く必要とされる時代になったと言えます。
介護職の不満の多くは「ウチの上司は現場のことがわからない」ということ
介護事業所、介護施設の管理職に必要なスキルで多くの人が思いつくものは例えば、介護報酬に関する知識とか常に不足する介護人材の募集や労務に関する知識といったいわゆる管理・マネジメント面に関する物事になるかと思います。
実際に介護職をはじめとする専門職が苦手とされている分野でもあるので、管理職には必要なスキルと言えます。
しかし多くの介護事業所、介護施設の管理職を目指す方(特に男性の管理職)に不足するのが“現場感覚”です。
数字や書類だけ見ていると、まちがいなく介護職をはじめとする専門職から「ウチの上司は現場のことがわからない」のに「節約だの人材を増やせないだの、ケチな話しかしない」とか「体調不良の利用者がいるのに相談にものってくれない」という不満を受けることになります。結果、せっかく管理職を目指しても長続きせず退職してしまう方も少なくありません。
収入を産むのは介護現場であることを知るために、介護福祉士を取得すると良い
介護保険法の下で介護事業が展開される時代、事業所、施設の収入は利用者に介護を提供した分のほとんどを介護保険という保険財源から得ています。
介護現場のサービス(つまり介護職が利用者にしてあげていること)が、自事業所、自施設の収入を産んでいるのです。
この現場感覚が理解できると、管理職としての評価は部下からも上層部からも得ることができます。
この現場感覚を養うためには、やはり介護がわかるということです。
介護のプロフェッショナルになるということではありませんが、介護福祉士相当の知識を持っていると「ウチの上司は介護福祉士持っているから、現場の悩みをよくわかってくれる」という評価になるわけです。
(少なくとも、現場の悩みを聞いてあげることはできると思います。)
介護事業所、介護施設で管理職を目指す方、介護福祉士資格取得は介護現場だけのものではありません。
介護事業所、介護施設の仕組みを理解する上でも有利な介護福祉士、管理職を目指す方もぜひ資格取得目指してみませんか?
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