介護士のお仕事
介護士で高い給料はいくらぐらいなのか?
- 2017.10.14 @ 新着
- 介護士のお仕事
介護士の給料と言えば、安いというイメージを持っている方が多いですが、実際のところ給料はどれくらいなのか、働いていないとわからないことも少なくありません。
また、介護士の中でも、バブル期に働いている介護士などについては、一般企業と変わらないまたはそれ以上の給料をもらっている人も中にはいます。
さらに、若い介護士でもその施設等によっては、高い給料をもらっている人もいます。
ここでは、介護士で高い給料はいくらぐらいなのかということについて、ご紹介いたします。
夜勤している介護士は、年収400万以上
介護士の中でも、夜勤をしている介護士は、平均すると400万程度の年収を得ていることが多いです。
年収400万というと、一般企業に働いている平社員と同じ程度であり、決して安い給料ではありません。
さらに、若手の介護士(介護士経験2年目~5年目)で、年収が400万程度となることもあるため、決して安い給料ではないのが現状となります。
ただし、夜勤等があるということからも、他の職種に比べ少々過酷な部分はありますが、給料だけを見ると高い給料と言えます。
役職介護士は年収600万以上
施設の中では、介護職でも役職がある介護士がいます。
例えば、施設の中の所長や主任等の役職者などにおいては、介護施設全体の中でもリーダーシップを持つ役割です。
このように、役職がついている介護士は、施設形態にもよりますが年収600万程度の給料となっている人もいます。
役職がついている介護士の中には、残業代等がでずに給料にすべて含まれているということもありますが、年収で600万は一般企業の課長クラス並みの給料となります。
そのため、介護士の給料は安いといっても、一般企業と比べると決して安くはないのです。
また、現在施設で役職についている介護士は、バブル期に介護士になっている方も多く、もともとも給料が高いこともあります。
介護士が施設長のこともある
介護施設において、施設長となっている介護士もいます。
施設長ともなると、施設全体の経営や人事等を把握しており、施設全体の責任者ともなります。
そのため、給料も高く一般企業の取締役に近い給料をもらっていることもあります。
施設長の給料は一般的に公開されていることは少ないですが、施設の規模により様々となります。
役職がついている介護士の年収が600万と仮定すると、施設長の介護士の給料は800万から1000万近いこともあります。
このように、介護士でもかなり高い給料をもらっている介護士もいます。
高い給料の平均は500万程度
介護士の給料は安いと言われていますが、高い給料一般的に役職についている方や、施設の形態等によっては、平均年収500万程度となっています。
介護士の給料が安いというのは、介護士の仕事量に対しての給料が安いということであり、もらっている給料が安いというわけではないのです。
また、介護士の中でもバブル期などに働きだした介護士などは、一般企業と同じように年齢給での就職となっていることも多く、年齢に応じてそれなりの給料をもらっていることになります。
そのため、年齢が上がるとともに給料も上がっており、その結果として高い給料の平均は500万程度となります。
病院勤務の介護士給料は看護師と変わらないこともある
介護士の働く場所の一つとして、病院があります。
病院での介護士の役割は、病院に入院している高齢者に対して、介護的立場からケアを行っていくことになり、看護師と同じ立場となることもあります。
そのため、病院の形態によっては看護師と同じ給料をもらっていることもあります。
看護師の給料は、一般的には高めと言われていますが、現在の平均年収は400万程度であり、一般的な職種と比べ大きな違いはありません。
同じように、介護士の給料も400万程度もらっていることもあり、介護士も看護師と同等の立場と考えられる世の中と変わりつつあります。
まとめ
介護士=給料が安いと思われがちですが、それは介護士として働いている30代以下やパート職員となります。
特に、バブル期などに働きだした介護士で、そのまま同じ施設で働き続けている場合には、介護士の給料も高いことも少なくありません。
さらに、役職などが付いている介護士などにおいては、一般企業の課長クラス並みの給料をもらっていることも多く、女性介護士でも男性並みの年収となることもあります。
30代の介護士や若手の介護士でも、夜勤を行い正社員として働いている場合には、年収400万程度の収入となることもあり、一般的な仕事と比べ大きな差はないまたは高い給料をもらっていることもあります。
このように、介護士の仕事は過酷で給料が安いと思われていましたが、今では必要不可欠な仕事であり、社会的に認められていることになります。
結果として、年収400万以上もらっている介護士は増えており、さらに役職がある介護士などにおいては、年収600万以上となることもあります。
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