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介護士のお仕事

要介護?要支援?介護度が決まる基準とは?正しく知って仕事に活かしましょう。

介護認定には、要介護と要支援、自立があります。それぞれ基準があり、基準に則り介護度は上がったり下がったりします。そのため、介護度がもっと重そうなのに軽くなったり、軽そうなのに重くなったりします。そこで、介護度が決まる基準についてお知らせします。

介護度は機械と介護認定審査会により決まります。

 介護認定を受けるとき、現在の日常生活がどの程度で切るかということを調査して行います。特に、自分でどこまでできるのかということが重要となります。まずは、機械で全国平等に区分わけされその後、2次審査で介護認定審査会が開かれます。これは、高齢者に直接面談を行い高齢者の状況を見て、その後持ち帰り5名で判断することになります。その際には、ご家族や施設の関係者などから現況を確認し、どこまで実際できるのかを確認します。
 高齢者は、知らない人特に役所人が来ると何でもできると答える人が多く、本当にできることできないことがわからないことが多いのが現状です。そのため、高齢者本人が言ったことすべてを当てにするわけではなく、周りの意見および医師の意見も参考にし、介護区分を判定することになります。

判定は、介護が大変かではなく身体能力、介護の手間に対してされます。

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 介護者にとって介護が大変なときは、徘徊をするときや排泄物でトイレを汚してしまう時期、食事を待てずに怒鳴ってくるときなど高齢者が元気なときが多く、このようなときに介護の認定を受けることは少なくありません。しかし、このようなときに介護申請をしても実は要介護2程度で終わるが多いのが現実で、施設入所ができないことがほとんどになります。
 介護度は、ご家族のためのものではなく高齢者がどの程度身体能力がありどの程度まで自力でできるのかということを判定するものであるため、自分でできないことが増えればその分介護度が上がることになります。そのため、ベッドで寝たきりとなりご飯を食べられない状況になると、要介護5となるのです。

認知症の有無が、介護認定に左右されます

 身体能力があっても、認知症の程度によって介護が左右されます。認知症があれば、要支援レベルであっても要介護がつくこともあります。そのため、主治医意見書の中で認知症と記載があった場合には要介護度が上がることも少なくありません。
 認知症のレベルに関しては、徘徊のレベルや暴言・暴力など自分自身を傷つけてしまう可能性がある場合には、特に介護に手間がかかるため介護度が上がることになります。

まとめ

 介護度は、介護の手間を基準としており介護の手間とはどの程度人の手を借りなければならないかということであり、介護者の精神的な苦痛等に反映しているわけではありません。しかし、認知症が増え介護虐待など介護のニュースが増えている今日においては、認知症が悪化すると同時に介護度も上がりやすくなっています。そのため、介護度が上がるのは、身体能力がなく寝たきり状態かもしくは認知症がひどくなり自虐行為が増えてしまったときとなる可能性が高いことになります。

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