寝たきりでもデイサービスを利用することはできるのか？

デイサービスを利用するにあたって、寝たきりでもデイサービスを利用できるのか疑問に思われる事もあるかと思います。ここでは、デイサービスがどのような所なのか、どのような方が対象となっているのか等ご紹介したいと思います。

デイサービスとは？

近年デイサービスは増加傾向にあり、様々な趣のデイサービスがあります。デイサービスとは一体どのような所なのでしょうか？

デイサービスは朝お迎えに来てもらい、夕方に自宅まで送ってもらう間に、入浴やリハビリ、食事等の提供を受けます。事業所により、コンセプトも違っており、リハビリに力を入れている所もあれば、食事に力を入れている所ではコックさんが食事を提供する等の工夫をしている所もあります。

基本的には要支援１から要介護５まで受け入れ可能である事業所が多いとは思いますが、設備等の受け入れ体制の問題や、コンセプトにより、全てのご利用者を対応できるわけでは無いかも知れません。

受け入れ先次第？

寝たきりの方でもデイサービスは利用可能な所はあるかと思いますが、受け入れ先次第というところでもあります。送迎には車両を使いますが、車へ乗るには、車椅子に座る事が出来る状態でないと難しいかも知れません。

また、入浴も特殊浴を完備していれば入浴可能かと思われますが、そうでなければ寝たきりの方は難しいかもしれません。食事の面ではミキサー食等は比較的対応してくれる所は多いかと思われます。胃ろうをしている等の場合は看護師の体制等により、制限がある場合があるかも知れません。

デイサービスを利用するメリットとデメリット

寝たきりの方がデイサービスを利用するメリットとデメリットはあるかと思われます。メリットとしては寝たきりになっても、外に出る事は良い事ですし、家の中だけでは受ける事の出来ない刺激を受ける事もできる点かと思います。身体状況にもよりますが、適切なリハビリをしてくれる場合もあるかと思います。

反対にデメリットは、身体に負担がかかり過ぎてしまう場合があるかも知れない点です。車に揺られる送迎の時間が負担になる事もあるかも知れません。又、デイサービスによって３時間等の短時間での対応もしてくれる場合もあるかと思いますが、長時間の利用も負担が大きくなる場合があるでしょう。

まとめ

このように、寝たきりの方がデイサービスを利用する場合にはメリットとデメリットがあります。そのような事も踏まえた上で、デイサービスで何を目的に利用するのかという事を明確にし、担当のケアマネジャーに相談しましょう。