高齢者の方・ご家族の方向けコラム
その介護施設、本当に大丈夫?営業マンが見学対応する施設
- 2017.07.28 @ 新着
- 高齢者の方・ご家族の方向けコラム
親や身内を施設に託す家族の立場としては、介護施設選びはできれば後悔はしたくないものですね。
いくつかの介護施設を見学に行ったら「営業マンのような男性が見学対応してくれた」なんて施設もありそうです。
はたしてその介護施設は本当に大丈夫な施設なのでしょうか?
「とりあえず入所していただく」ことが重要視
最近の介護付き有料老人ホームの費用は、以前に比べると低料金の施設も増えてはきました。
とは言っても、多床室の特別養護老人ホームに比べるとまだまだ費用は高いですよね。
そんな介護付き有料老人ホームにとって、割高感のある介護施設にいかに入所していただくかというのは経営上の大きなポイントです。
「とりあえず入所していただく」ことが重要視され、「ご利用者様やご家族のニーズは次」という考え方の施設も多いのが現状です。
入所後のフォローまでしてくれる営業マンは少ない
そんな介護付き有料老人ホームの中には、専属の営業マンを置いている施設もあります。
(名刺には“ご入所担当”とか“ご入所相談員”などと記載され、一見営業マンではないように見えることもあります。)
当たり前ですが営業マンだから、営業に関してはプロです。
見学時の施設の見せ方や対応など非常に上手なものがあります。
しかし「営業マンの説明や印象が良かったから入所したけど、見学のときの説明と話が違う」なんてことが、残念ながらよくある話でもあるのです。
たいがいの営業マンは入所させたら、そこまでのお付き合い、入所後のフォローまではしてくれないことが多いのです。
介護保険法上の生活相談員が見学対応してくれたら大丈夫
営業マンではなく、名刺に“生活相談員”と書かれていた職員が見学対応してくれて、説明は上手じゃなかったけど誠意が感じられたのであれば、その介護施設は選んでも大丈夫な事が多いものです。
その職員に「あなたは介護保険で定められている生活相談員さんですか?」と質問してみましょう。
「はい、そうです」と答えが返ってくれば、その大丈夫さはより確実と言えます。
その生活相談員は、入所後のフォローまでしてくれる介護保険で定められている生活相談員だからです。
おそらくその説明が、入所後に違うということはまずないと思われます。
まとめ
いかがでしたか?
介護施設の見学で営業マンらしき人が対応してくれた介護施設を選ぶ際は注意が必要かもしれません。
今回ご紹介した記事が、介護施設を選ぶ際の参考になれば幸いです。
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