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コミュニケーションのコツ

リハビリ専門職と上手く付き合うコツ~専門職を理解しよう~

利用者が円滑に生活を送るために、介護士とリハビリスタッフとの連携はとても重要なことです。身体機能の向上、出来ないことができるようになるということは、その方の生活が向上するということです。
ここでは介護士とリハビリスタッフが上手に連携するコツをご紹介します。

介護が必要になってからリハビリスタッフへの情報伝達をスムーズに的確に行う。

サービスの適用が始まり、生活していくうえで専門的なリハビリたとえば階段昇降在宅の状況によっては、排泄を一人で行わなければならない状況などを観察しリハビリの専門スタッフに利用者および居住先の状況を詳細に説明することが、介護士の役割としてあります。
そのうえで、利用者にとってどのようなリハビリが必要なのかという事を、専門的知識からリハビリスタッフがケアプランを立てます。そのプランを元に、利用者個人への必要なリハビリが開始されます。

リハビリが開始になったら、生活の中でも取り入れられるようにケアプランを見直す。


リハビリは、リハビリ室で行う事だけでは日常生活において役に立つことは難しいのが現状です。そのため、リハビリスタッフが立てたプランをいかに居住先で使用するかによって、残存機能の維持増進ができるかという事が決まってきます。
そこで、リハビリスタッフとの連携を図り居住先でもできるリハビリを実践していくことが必要となります。
その際に、介護士が見て判断するだけではなく、専門的知識からその場面場面に合ったケアの仕方を伝授してもらうことで、円滑にケアを遂行でき生活を送ることができます。

生活の中で必要なリハビリがあれば、リハビリスタッフに伝達し利用者の維持増進を図る。

生活を送る中で、できないこと・できていることの評価を都度行い、できたら良いこと等に関しても観察していくことが介護士の仕事となります。
介護士が一番利用者の近くにいて介護をしているため、リハビリスタッフではわからないことが多々あります。そこをうまく伝達し、円滑に生活が送れるよう支援しサポートすることで、利用者の機能の維持増進につながっていきます。

まとめ

利用者にとってリハビリは、生活していくうえで欠かせないことになります。しかし、利用者自身からリハビリスタッフに、何ができて何ができないかという事を伝えていくことは難しいことです。
そのため、介護士はリハビリスタッフと連携をとり利用者の日常生活に密着した支援を伝え、利用者に合ったケアを日常的に遂行していくことが必要不可欠となります。
利用者にとって残存機能の維持増進を考え、スムーズにリハビリが遂行できるよう、リハビリスタッフとの信頼関係を築きケアをしていくことが必要となります。

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